2015-02-19

「ようふくなおしのモモーヌ 」出来ました








「ようふくなおしのモモーヌ」
片山令子 作
さとうあや 絵
のら書店 刊

「ひとつしかないようふくを、ていねいになおして、たいせつにきていると、ひとつしかないからだを、たいせつにしていきることが、うまくなるんだ。ふしぎだね。」
ー本文より
シナモン村の丘の上、中庭のある小さな家で、ようふくなおしの店をはじめたきつねのモモーヌ、モモーヌと村のどうぶつたちの、心あたたまるものがたり。
この物語の挿絵のお話しをいただいたとき、長期に渡り他の仕事は後回しになるだろうと躊躇しました。けれど、本文を読み終える頃には、この物語の絵を描こうと決めていました。
とても懐かしいような幸せな気持ちになり、心暖かく、しばらく経っても体の中で何かがずっと強く光りつづけたのです。
シナモン村と自分が住んでいる村の人たちが似ていたり、忙しい日常の中で本当に大切なことを思い出させてくれたのもあります。
モノクロの挿絵がメインで、カラーページも9枚あるので、たくさんの子どもたち、大人の方々にも手に取って読んでもらえたら嬉しいです。
明日には池袋ジュンク堂書店や銀座の教文館ナルニア国書店などに並びますので、見かけたらどうぞよろしくお願いします。
素敵な物語の作者であり、詩人の片山令子さん、編集の鈴木さん、のら書店の恵良さん、岩田さん、高橋さん、タカハシデザイン室の高橋さんに深く感謝いたします。







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