2011-10-03

村歌舞伎

村歌舞伎がありました。
藤野歌舞伎保存会20周年記念
太功記 十段目 尼ヶ崎の段。
主人公は三日天下と言われる明智光秀です。
地元の友や知人 子供達の晴れ舞台。
皆さん役者で、いつもとは別人でした。
敗者の滑稽とも言える辛い話なのに
立場や見方を変えると、
美や感動がありますね。
会場は里山にひっそり佇む大石神社。
義太夫席もあり贅沢な村歌舞伎を楽しみました。
この神社、たまに人形浄瑠璃やライブもします。
普段は誰も居なくて、ただ 空と光のみ
という気が素敵な神社です。
保存会の方々が代々大切に守っておられます。
伊勢神宮に参った時、ここは 空 (くう)。
と感じた雰囲気が同じよう。
光は伊勢神宮が断然強いのですけど。
自然と一体というか。色が無く
何者をも際立たせてくれる神社です。
最近 古事記を読み直してます。物語として
現代訳、福永武彦さんのを。
日本について想い考えます。
今日本に集まってる人たち、悲惨な状況下でも
美しく新たな道を創り出すことや
面白く考えるのが得意な人たちが
たくさんいて、よかったなぁと思うのです。
わたしもやるべきことをしっかりやるです。

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